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富士見ファンタジア文庫 Archive

『まぶらほ~じょなんの巻・ご~』の感想レビュー(ライトノベル)

まぶらほ じょなんの巻・ご


富士見ファンタジア文庫のラノベ、『まぶらほ~じょなんの巻・ご~』(築地俊彦先生原作、駒都え~じ先生イラスト)が発売中です。

表紙は千早を中心にディフォルメタッチな夕菜達が描かれたコミカルな仕上がりです。
相変わらず駒都先生の絵はクオリティが高いのが嬉しいですね。
(*^-^)b

夕菜の攻撃的ヒロイン像の確立とともに、千早の正統派ヒロイン像がますます加速している感のあるまぶらほですが、今回のメインエピソードでは、千早と夕菜の2人が和樹と一緒にラブホテルへ突撃…だと…!?という驚愕展開だったり。
同人ならかなり盛り上がりそうなシチュエーションな訳ですが、果たしてどうなりますことやら?という感じですね。

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『生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録6』の感想レビュー(ライトノベル)

生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録6


富士見ファンタジア文庫のラノベ、『生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録6』(葵せきな先生原作、狗神煌先生イラスト)が発売中です。
いよいよ第2部『卒業編』開始となる本巻。
10月からはアニメ版もスタートと、生徒会の一存シリーズの勢いは増すばかりといったところでしょうか。

表紙は大胆に胸元をはだけさせたくりむ会長。
狗神先生グッジョブ過ぎる!!
ヾ(≧∇≦*)ゝ

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SH@PPLE6巻の感想レビュー(ライトノベル)

SH@PPLE6巻


富士見ファンタジア文庫のラノベ、『SH@PPLE―しゃっぷる―』(竹岡葉月先生原作、よう太先生イラスト)の6巻が発売中です。

表紙は今巻の主役である胡蝶の宮こと蝶間林典子。
表紙も扉絵漫画も、本編も、まさに胡蝶の宮尽くしといった内容なのでファン必見です。
(*^-^)b

今までも華々しい存在感とともに、物語やお色気シーンを彩って来た彼女ですが、今巻のエピソードでは、更にもう1段階上のステージに上った印象アリ。
中学生離れしたスタイルだけでなく、精神的な意味でも、より華のある、成熟した魅力を見せてくれたので良かったです。

むしろ序盤では悩みっぱなしだった胡蝶の宮ですが、最後まで悩む事自体は放棄せず、最善を尽くそうと苦悩し続けた姿こそが美しかったと感じた次第です。

それが彼女の感情的に最善かどうか?という物差しだけではなく、蝶間林の人間としてどの様に立ち振る舞うべきかという事を理解した上で行動する胡蝶の宮の様子が切なく、また、そんな彼女に振り回されつつも、一緒に行動した事で認識を新たにした雪国、更にそれを2人の後ろから眺めながら、自分の中に湧き上がる感情に戸惑う蜜という三者の危うく微妙な関係にハラハラドキドキさせられました。

お話の元凶となったのは胡蝶の宮に一目惚れして、強引に縁談をまとめようとしたゲストキャラのセレブな美男子、剣でしたが、それ自体はよくあるパターンだと言って良いと思います。
それだけで終わらずに、その状況を上手く使って、普段女装している雪国が、舞姫として雪国に男装するという二重展開を生み出し、剣とSECとの因縁にまで繋げた演出こそが巧みだったと思います。

蜜が走り、SECがかき回し、雪国が吼える!と、大いに盛り上がるクライマックスは必見です。
大胆な行動と共に胡蝶の宮が紡ぎ出す言葉の一つ一つが、胸に響いてくる名言だと言っても過言ではないかと。

自分自身の答えを見つけた胡蝶の宮を見て、雪国や蜜は次にどんな行動を起こすのか、秋頃予定の7巻が今から楽しみです。

ちなみに、扉絵漫画などで印象的なガ○ダムホルスタインが、あとがきのネタでも大活躍していて吹きましたww
帯の厚さと遊び心に定評のあるSH@PPLEですので、次回は以前の巻の帯にあったマク○スFバージョンのネタもやって頂きたい気がしますね。
(^~^)

コミック化、ドラマCD化も決まり、順風満帆といった感じの本シリーズ。
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

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『白夢(スノーミスト)放課後の霧使い』の感想レビュー(ライトノベル)

『白夢(スノーミスト)放課後の霧使い』


富士見ファンタジア文庫のラノベ、『白夢(スノーミスト)放課後の霧使い』(瀬尾つかさ先生原作、るろお先生イラスト)が発売中です。
表紙はヒロインの白雲雪姫(しらくもゆき)。
銃を片手に佇む彼女ですが、繊細なタッチのイラストとは裏腹に、かなり破天荒な性格の持ち主。
男の子のようなしゃべり方といい、高いところに登りたがる癖といい、色々と目立つ部分の多い彼女は、あまり目立ちたがらない性格の主人公榮一とは対称的な存在として描かれています。

お話的には、4年より前の記憶を無くし、天涯孤独の身になった榮一は、親戚である白雲家に引き取られ、雪姫達が通う白雲学園で生活することに…という展開です。

冒頭からいきなり『はぐれ』と呼ばれる化け物との戦いに巻き込まれる榮一。
スノーミストと呼ばれる特殊な霧を操る能力で敵と戦う学生達。
その時、榮一の身にも霧使いとしての能力が?と、ハイスピードなアクションバトルに手に汗握ります。
(*^-^)b

ボーイミーツガール×異能アクションの組み合わせは、ライトノベル作品でも王道と呼べる黄金パターン。
いわゆるライトノベルというジャンルらしさを前面に出しつつ、榮一の過去に関する伏線を巧みに配置し、さらに榮一自身が自分への理解を深め、精神的に成長していく様子も盛り込んで…という『物語を構成する主な要素』を高いバランスでまとめ上げた良作だと思いました。

多少都合が良すぎる展開に見える部分もありますが、登場キャラクターの御披露目と世界観を伝える初回としての役割は12分に発揮されていますし、美少女達との間に芽生える絆=恋愛フラグ的な部分も、大小の違いはあれど、無理なく好感に繋がるような行動が多く、嫌みがなくて好印象でした。
るろお先生が描かれた美麗なイラストが序盤から多めに、良いタイミングで挟まれているのも、感情移入しやすく、ポイントが高いです。

それぞれの特徴的な性格が分かり易く描き出されているので、そのキャラクターの“らしさ”についてはすぐに理解出来ると思えます。
そんな“らしさ”の裏に見え隠れする本心の部分についても上手く掘り下げられており、文章として非常に見せ方が上手い作品だと、ある意味感動させられました。

一人一人が自分の役割を自覚し、果たすべき事を果たすという姿勢を貫いている様子が美しく、その使命感がチームワークへ繋がり、過酷な事態に立ち向かう力へと転化されている様子が伝わって来て燃えました。

全ての事が理解されている訳ではなく、謎のままの部分も多いながら、それでも自分の信じるもの、守りたいものの為に体を張る少年少女達の様子は、ベタながらもストレートな格好良さがあって爽快です。

それぞれ違う理由で榮一と繋がりを持ったヒロイン達が、2巻以降でどのように絡んでくるのか、今から気になります。

エピローグ部分も、予想より一歩突っ込んだ描かれ方だったので、尚更楽しみに感じます。

気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

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これはゾンビですか?1巻の感想レビュー(ライトノベル)

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富士見ファンタジア文庫のラノベ、『これはゾンビですか?1 ~はい、魔装少女です~』(木村心一先生原作、こぶいち むりりん両先生イラスト)が発売中です。

第20回ファンタジア大賞の佳作受賞作で、今月、2巻も発売されたところです。

表紙はサブタイトルにもある魔装少女のヒロイン、ハルナ。魔法の国からやって来た、自称『天才美少女悪魔男爵魔装少女ハルナちゃん』ですが、空高くから隕石のように(パンツ丸出しで)主人公歩(あゆむ)の元へチェーンソウ『ミストルティン』と共に落ちてくる、と、冒頭からハイテンションで吹きました。
(^~^)

某⑨を彷彿とさせるおバカさが可愛らしいハルナですが、何故か歩に魔力を吸われてしまい、変身不可能に!
見た目が動物の『メガロ』と呼ばれる謎の存在達と戦うのが魔装少女の使命ですが、戦えなくなってしまったハルナは自分の代わりに、歩を魔装少女に強制的に任命!
男ながらに魔装少女となってしまった歩の受難が始まる…という展開です。

コレだけでも相当なインパクトですし、カラー扉絵の魔装少女姿の歩のイラストだけで十分に腹筋崩壊させられてしまいます。
(=^▽^=)

物語の語り手である歩の、3人のヒロイン(基本的にそれぞれが天然でボケるタイプ)を始めとする登場キャラに対するツッコミも本作の大きな見所ですが、時にはノリツッコミ、更には自分でも体を張ったネタを披露してくれたりと、なかなかのテクニシャンぶりを発揮してくれます。
話の筋との関係有る無しを問わずに、過剰投入されるギャグの数々が息をつく間もなく笑わせてくれるので、笑いの沸点が低い方は要注意かも。
電車の中で読んでいたらツボってしまい、笑いを堪えるのが大変でした。
(//▽//)

実は、歩はハルナと出会う前に、連続殺人事件に巻き込まれて一度死んでおり、ロリ系美少女ネクロマンサーであるユーによってゾンビとして復活させられていた…という予想の斜め上を行く設定がww
実際に、変身無しでも弱いメガロと渡り合える程のパワーを持っていたりと、なかなかのとんでも性能を発揮する歩にニヤニヤでした。

事の始まりである『何故歩は死んでしまったのか?』については、ユーとの出逢いエピソードとともに語られており、その事件とハルナの戦っているメガロとの関係性があるかも?という繋がりから、共同生活へと雪崩れ込むあたりはベタですが分かりやすくて良いと思います。

そんな両手に花状態のところへ、ユーを訪ねてセラという美少女が現れ…と、着々と歩のハーレムが完成していく様子がニヤニヤです。
ややロリ風味な魔法使い系2人に続いては、大人っぽい剣士系キャラ、といったあたりもバランス重視という感じですが、実はその正体は吸血忍者!と、一癖アリ。
歩よりもユーの事情に詳しかったり、さり気ない気遣いも出来る彼女ですが、やはりバトルシーンでの活躍が見所かと。
歩と連携しつつ敵と渡り合う様子は、アクション要素高めで盛り上がります。
o(^▽^)o

天然でちょいツンデレ(脱ぎ癖アリww)なハルナの成長、無口クール&萌えなユーの過去、貴重な正統派要員のセラのバトルと、ヒロイン毎に違った見所が設けられ、3人との生活から歩にも変化が、と、押さえるところはソツなく押さえていて好印象でした。
事件の犯人自体はかなり分かり易く伏線が張られているので、意外性はあまりありません(逆にギャグの繋げ方は意外性の連続でニヤニヤww)が、変に捻らず、ラストでまとめて繋がりや答えを見せてくれるので良かったと思います。

ただ、事件がほとんど解決かな~というところで、もう1バトル!という展開だったのは意外な感じでした。
引きに繋げるのには必要な気もしますが、ちょっと唐突だったかと。

2巻では、残った謎にも更に深く踏み込まれるでしょうし、ますます楽しみです。

特に、ユーはシナリオ的に重要なヒロインとなってくれそうなので、期待したいです。
死者を蘇らせるネクロマンサーであるユーが、一番読者を萌え死にさせてくれる素敵キャラになっていたのがニヤニヤでした。
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

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鋼殻のレギオス13巻~グレー・コンチェルト~の感想レビュー(ライトノベル)

鋼殻のレギオス13~グレー・コンチェルト~


富士見ファンタジア文庫のラノベ、『鋼殻のレギオス13~グレー・コンチェルト~』(雨木シュウスケ先生原作、深遊先生イラスト)が発売中です。

表紙を飾るのは、遂に右目が…!なリーリンを中心に、廃貴族風のオーラを背負ったニーナ、いよいよ本格的に参戦するクラリーベルの3人です。
それぞれがこの巻内で大きな転機を迎えるので、まさにうってつけの表紙採用といったところかと。

特にリーリンの身に降りかかった運命は、レギオスの世界そのものにも大きな影響を与える要素であり、レジェンド・オブ・レギオスシリーズとも密接な関係を持っているので見逃せません。
レジェンド・オブ・レギオスシリーズで起こった出来事も大まかに語られ、鋼殻のレギオスシリーズしか読んでいないファンの方にもある程度の経緯が解るようになっており、いよいよ次巻で第2部が完結予定という流れに向かって、真実が収束されていく様子にテンションが上がりました。
o(^▽^)o

同様に、リーリンとは違う方向から大きな争いへと巻き込まれているニーナも、遂に新たなステージへ。
彼女をとりまく人ならざる者達との対話や後押し、因縁のある人物との再会とバトルなど、こちらはこちらで目まぐるしい展開に!
新たな事実を知った上で、彼女が選んだ道とは?
というか、このイベントは全くの予想外!というものもあって驚かされました。
ヽ(゜▽、゜)ノ

リーリン、ニーナ共に、覚悟と決意を固めて前に進もうとする姿が熱く、ただ守られるだけのヒロインには無い、精神的な成長や力強さが良い感じでした。
(*^-^)b

今巻では約3分の2が本編で、残りは短編2本という変則的な構成なので、お話自体はやや短いのですが、その分、重要情報が濃縮された感じの仕上がりだったと思います。
アニメの放送期間とも関係しているのか、刊行スピードが早いのが嬉しいですね。

本筋と平行して、クラリーベルとレイフォンの過去がかなり気になる感じで描かれていたのもニヤニヤでした。
既にヒロインが多数存在しているこの作品ですが、彼女にもそちら方面での出番はあるのか、次巻以降の展開にも興味を惹かれます。

ただ、ラストの引きを見る限りでは、次巻では天剣だけでなく、意外な強敵も待ち受けている様なので、ラブコメよりも先にガッツリとバトルシーンが堪能出来そうなのが楽しみですね。
戦闘部分と恋愛部分の両立がレギオスの一番の見所だと思うのですが、前哨戦的扱いの今巻で十分に助走をつけた分、次巻ではどちらの要素も今まで以上に期待出来そうな予感がしました。

短編は、カリアンの淡い初恋が描かれた『ボトルレター・フォー・ユー』と、ヴァンゼとフェリの珍しい組み合わせが目を惹く『ゴースト・イン・ゴースト』の2本です。

特に『ゴースト・イン・ゴースト』ではエーリも久しぶりに登場するのでファン必見です。
アニメ版第4話と共通する部分もあるので、構成の違いを比べてみるのも乙かもしれませんね。

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これはゾンビですか?2巻~そう、私は死を呼ぶもの~の感想レビュー(ライトノベル)

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富士見ファンタジア文庫のラノベ、『これはゾンビですか?2~そう、私は死を呼ぶもの~』(木村心一先生原作、こぶいち むりりん両先生イラスト)が発売中です。

表紙を飾るのは、大きなデスサイズを手にしたユー。
キュートな見た目に反した、無骨なプレートアーマーとガントレットがトレードマークだったユーですが、この巻では遂に武器も装備と、見た目とのギャップ萌え属性をお持ちの方には、ますますツボをついた組み合わせになっている感じですね。
この大鎌、武器以外にも使用方法があるという事が劇中で語られていますが、よく見るとカバー扉絵のイラストでもそれをしっかり確認できることに後から気付きました。
はじめに見たときは、ユーのYシャツパジャマ姿の可愛らしさにばかり注意がいってしまっていたので気付いていなかったのですが、押さえるところをきっちり押さえたイラストの両先生方にニヤニヤです。

本編と直接には関係無い(^~^)3人娘の寝起き姿のカラー扉絵を皮切りに、萌え度数が極めて高いイラストの数々が堪能できるのは今シリーズの大きな魅力だと思います。
読者のニーズの更に上を行く徹底したサービスぶりには頭が下がります。
というか、大先生とメガネのイラストの、自重を一切放棄した露骨な攻めっぷりには流石に吹きました。
なんというチャレンジャースピリッツww

お話的には、前回の事件の後、仲良く暮らすことになった歩達を描くドタバタ日常パートと、そんな幸せを打ち砕くかのように謎の新キャラや新兵器が登場する、シリアスなバトルパートの2つが合わさった展開です。

歩とヒロイン達のラブ絡みのイベントはもちろん、ヒロイン達同士の交流や絆の深まりも見て取れるので、基本的にはほのぼのと心温まる展開なのですが、その分、ユー自身の存在価値や過去を巡って、第3者が暗躍…という重い展開が浮き彫りになる形の演出が印象的でした。

何もかもが初めて尽くしの前巻とは異なり、今巻ではキャラの立ち方をそれぞれ伸ばしていくような見せ方が多かったので、キャラ重視のラブコメものとしては分かり易く、読者の見たがっているものが見れる内容になっていて好印象でした。

新キャラ友紀も登場し、早くも嫁候補として名乗りを上げる…と、加速するハーレム展開がニヤニヤです。
バレバレながらも歩を意識しまくりなハルナを中心に、行動の端々に歩へのしっかりとした好意が見て取れるユー、普段は見守り役に回り、歩に対してそっけない様子を見せながらも、戦闘で背中を預ける間柄として少しずつ信頼を積み重ねている感のあるセラ、と、なかなかストレートに想いを伝えない3人娘とは正反対に、ひょんなキッカケとは言え、自分の好意をぶつける事から歩との関係をスタートさせた友紀の存在が、どの様な波紋を広げていくのかには注目したい所ですね。

ユーにまつわる謎を中心に、作品自体の方向性が定まって来た分、文章的にも読みやすさは増してきた感じですが、ラストでお話が急展開し過ぎる部分はまだちょっと残っている気もしました。
この辺りは3巻の展開次第で十分に挽回出来ると思うので期待したいです。

ユーのセリフを歩が脳内妹言葉で変換するという設定や、他作品ネタを織り交ぜるタイミングなど、ギャグセンスがかなりハイテンションで個性的ですので、特に斬新なライトノベルを求めている方に、一度読んでみていただきたい作品です。

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火の国、風の国物語6巻~哀鴻遍夜~の感想レビュー(ライトノベル)

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富士見ファンタジア文庫のラノベ、『火の国、風の国物語6~哀鴻遍夜~』(師走トオル先生原作、光崎瑠衣先生イラスト)が発売中です。

表紙はゴスロリファッションがデフォルトの精霊パンドラ。
契約者であるアレスの側で助言を与えつつも、それは単純な善意からではなく、より大きな戦乱が起こるようにと画策する上位存在、『黄昏の主』の意向に従ってのものであるという彼女の設定は、本シリーズの特徴でもありますね。
可愛い見た目とは裏腹に、一筋縄ではいかないイメージがするパンドラですが、今回もアレスにどんな助言を与えるのかワクワクしながら読み進める事が出来ました。
アレスには知り得ない『パンドラの内心を描く間章』が差し挟まれている事により、より彼女の行動に興味をそそられた感じがします。
嘘は言わない反面、自分達に不都合な事実は教えないという黄昏の主とパンドラの助言に、アレスはどの様な決断を下すのか?
人の生死がかかってくる分、選択の重みは増す一方ですが、その重みを背負っていく事こそが、英雄として課せられた使命と言えるかもしれませんね。
既に『ただ一人からなる無敵の軍勢』として、その武勇については疑う余地のないアレスですが、パンドラとのやりとりとそこからもたらされた結果が、彼の精神面を鍛え、成長させているという側面もあるのではないかと思います。

今回のエピソードでは、解放軍に所属するもう1人の英雄、ミーアとのまさかの共同戦線が描かれる事もあり、事態の推移にはハラハラさせられっぱなしでした。
個人的には『赤の悪魔憑き』と『風の戦乙女』のコンビ実現は、あったとしてもまだまだ先の事だろうと予測していたので、嬉しい誤算という感じでした。
\(^_^)/

5巻までお読みになっていた方にすれば、一見急展開に思えるところですが、そうなるまでの経緯をバッチリと描ききっているのが本巻のスゴいところです。
というか、アレスを連れてとはいえ、単身解放軍の中に飛び込んだだけでもハンパないクラウディアでしたが、彼女のヴィジョンはそこでとどまらず、更に先を見据えていて驚かされました。

精霊に選ばれ、人間以上の力を持つに至ったアレス達も凄まじいですが、王族とはいえ人の身でありながら人間離れした外交手腕を見せつけたクラウディアもまた、ある意味規格外の存在と言えるかもしれませんね。

神算鬼謀の策略家であるジェレイドと、国務の要衝を担うカルレーンを相手にしても退かず、あまつさえ場を支配してしまう彼女の弁舌の冴えは必見です。
(*^-^)b
こんな人が自分の先輩なり上司だったとしたら、大変ながらも物凄く充実した日々を過ごせそうな気がしますね。

そんな慧眼の持ち主であるクラウディアですが、こと恋愛の事となるとまだまだ年相応の乙女っぷりが初々しかったり。
これは良いギャップ萌え。
(//▽//)
主従関係である手前、口には出さないもののどう見ても相思相愛なアレスとクラウディアですが、そこに割って入るのはあのベアトリス!
文字通り恋の刺客となれるのかどうか、今後の展開に目が離せません。
クラウディア、ベアトリス、エレナにシオーネと美少女、美女キャラが揃い踏む中、自身はミーアと連れ立って…という展開はニヤニヤながらちょっと勿体なくもあったりww
お色気担当はカラー扉絵のエレナ…と見せかけてむしろ名もない少女だったりなのは賛否両論ありそうですが、ラストに更に伏兵がいるので、次巻に超期待かも。

一方、華やかな戦いの舞台裏で、一般の村人達の戦いにも焦点が当たっているのが後半の見所。
家族を守るために身を犠牲にする男達の生き様は、王道ファンタジーにしては生々しいですが、その分リアリティがあって、思わず目頭が熱くなってしまいました。
(T_T)

この時点で戦争の悲惨さと農民達の渇望を描いた事は、今後の大戦や、ジェレイドの思惑にも少なからず影響や説得力を与えることになりそうなので、見せ方が巧みだと思いました。

内乱から他国との戦争へと、描かれる世界のスケールも大きくなり、ますます面白くなってきた火の国、風の国物語。
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火の国、風の国物語4巻の感想レビュー(ライトノベル)

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富士見ファンタジア文庫のラノベ、『火の国、風の国物語4-暗中飛躍-』(師走トオル先生原作、光崎瑠衣先生イラスト)を読み終わったので感想など。

この巻の特徴を一言で言うと、『…壮絶な、色気…!』でしょうかww。
カラー扉絵に描かれた新キャラ、ベアトリスの艶姿を見た方ならわかって頂けるかと。
(//▽//)

見た目は23歳のナイスバディな美女ですが、その職業は暗殺者!
自分の魅力すら女の武器として活用するベアトリスに対し、その手の免疫が無いアレスに勝ち目はあるのでしょうか?

見た目も清純なタイプの女性が多かったこの作品に、今までに無いタイプのキャラが加わったこと自体も評価出来るかと(根っこの部分がどうかは読んでのお楽しみ)。

お話的には、前巻で描かれたジェレイドとの密会も、アレスの心を揺さぶることは出来ず。
戦場で鬼神の如く活躍するアレスに真っ向から立ち向かう事は危険だと判断したジェレイドは、仲間に引き入れられないのであればと、アレスの暗殺を計画します。

また同じ頃、王国軍サイドでも、アレスの活躍を危険視する国務大臣、カルレーンの手によって、美貌の暗殺者、ベアトリスが呼び寄せられていて…という展開です。

二重の刺客にアレスがどう立ち向かうのか、ハラハラドキドキでした。
パンドラの助言は、どこまでアレスを守ることが出来るのか?に要注目です。

本来なら常にアレスサイド、襲撃を受ける側からの視点になるところですが、このお話の中では、襲撃者であるベアトリス達の視点で事件を見せるシーンも多いことが、より物語を面白くしています。
無敵の強さと神懸かり的な危険察知能力(=パンドラの助言)を持つ相手を、どうやったら倒せるか?と試行錯誤する様子を見せることで、自然に説得力が増しますし、自分だったらどうするか?と考えることも楽しいのではないでしょうか。

また、メイドのミレイユという女性キャラが出てくるタイミングも絶妙だと思いました。
ここで出て来たのだから、もしかして…?という風に正体を深読みしていたら、その予想と違う答えが明かされて、良い意味で出し抜かれました。
これから読まれる方は是非、彼女の正体を予想しながら読んでみて下さいませ。(^^ゞ

更には、クラウディアを巡るライバル的存在のキャラ、フィリップの登場も大きなイベントですね。
ただの嫌味な奴…と見せかけて、自分の野望の実現の為には存分に才能を発揮出来るというなかなか厄介なキャラで、今後のアレスとの絡みが楽しみです。
見た目も格好良いのに、アレスのせいで結構貧乏くじを引いてしまっている辺りは、女性読者の母性本能をくすぐるかも?

と、そんな感じでアレスと刺客達の戦いを中心に描かれる本作ですが、その裏側では、敵味方ともに、色々な計略が進められているので、今後の展開が楽しみです。

全体的に読者の気の引き方が実に巧みでした。
(*^-^)b

小規模な戦闘が多いですが、終盤にはまた1つ伝説が生まれるので、爽快感アリ。

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お読み頂いてありがとうございました。

火の国、風の国物語3巻の感想レビュー(ライトノベル)

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富士見ファンタジア文庫のラノベ、『火の国、風の国物語3-星火燎原-』(師走トオル先生原作、光崎瑠衣先生イラスト)を読み終わったので感想など。

今回のお話は、主人公アレスと対局に位置する、解放軍の若き指導者、ジェレイドがメインの展開です。

病に体を蝕まれながらも、戦いの裏で密かにアレスと会談の席を設けるジェレイド。
今までお互いに辛酸を舐めされられて来たとは言え、互いに相手と直接顔を会わせるのは初めてですね。

ジェレイドがアレスに語る解放軍(元反乱軍)誕生の秘話とは?
そして、道は違えど、志は同じ2人に、歩み寄りの可能性はあるのか?ということで、最後までドキドキしながら読むことが出来ました。

ジェレイドによって語られる過去の中では、今まで控え目だったソフィアの出番が多いので要チェックです。
幼く、戦いに長じているわけではない彼女ですが、他人を思いやる気持ちに溢れていて、そのためなら自分自身を犠牲にすることも厭わない姿が印象的でした。
優しくけなげで、献身的な彼女に、クライスが惹かれるのも無理はありませんね。
大勢の犠牲者が出る戦争が舞台の作品ですが、最後まで添い遂げて欲しいものです。
(ノ^^)八(^^ )ノ

ソフィアが村人達の事を想って行動したように、クライスもまた、ソフィアの事を想って行動した…という流れは王道的ですが、自分の身は自分で守らなければならないという弱い境遇にいる解放軍の強さの源流が、その中から感じられるのではないでしょうか?

最愛の人を亡くし、一度は世捨て人のように隠居を決め込んでいたジェレイドですが、村のピンチと人の想いを前に、果たしてどの様に振る舞うのか必見です。
また、後に風の戦乙女として大活躍するミーアと、ジェレイド達の出逢いについて描かれているのも見逃せません。
彼女が解放軍で身につけている、人目を引く衣装が、見たものの士気を高めるための象徴でもあったことは今までにも語られていましたが、髪の毛もウィッグ的なものだったので驚かされました。
髪の色も違っていたので新キャラかと思いました。
(^_^;)
ショートヘア愛好家の方には嬉しい誤算かもしれません。
(*^-^)b

とりあえず、今回収録されたのがジェレイド編第1部的シナリオになるようですが、第2部についても文庫化が待ち遠しいです。

気になった方は是非お読みになってみて下さいませ~。

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お読み頂いてありがとうございました。

火の国、風の国物語2巻の感想レビュー(ライトノベル)

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富士見ファンタジア文庫のラノベ、『火の国、風の国物語2-風焔相撃-』(師走トオル先生原作、光崎瑠衣先生イラスト)を読み終わったので感想など。

今回活躍するのは、反乱軍の象徴こと風の戦乙女、ミーア。
難攻不落の城塞を、強力な風の魔術を用いてたった1人でブチ抜く姿が圧倒的です。
不可能を可能にするその強さが、反乱軍の兵士達の心の寄りどころとなるのも頷けます。
(*^-^)b

ただの綺麗で可愛いだけのキャラというのもそれはそれで良いですが、彼女の様に、自分で考え行動するタイプのキャラの方が、人々の導き手としても相応しい感じですね。

しかし、強力な魔術の行使は、時として術者の生命を削ってしまうことに。
文字通り命懸けで兵士達を率いる彼女の姿は、英雄と呼ぶに相応しいかと思います。

そんな彼女が主人公アレスの前に立ちふさがるという訳で、シリーズ2巻目なのに盛り上がり方は半端ではありません!
\(^_^)/

アレスはアレスで他の貴族に疎まれたり、罠にはめられたりしそうになりながらも、パンドラの助言と自らの信念で苦境を切り開いていくという王道的展開です。
王国と、敬愛する王女クラウディアの為に、危険を省みず戦いに赴く姿がカッコヨスです。

今回はクラウディア自ら、アレスに馬が与えられますが、やはり強い騎士や武将には、名馬の存在が欠かせませんね!
早速その馬が活躍するシーンも描かれますが、とても効果的な演出だと思いました。
最も、それよりも嬉しいご褒美が与えられた事の方が、アレスにとっては重要だったかもしれませんが。
(≧▽≦)ゞ

戦場を縦横無尽に駆け巡るアレスの活躍を見た人々が、彼を真の英雄、だと認めていくのもまた道理といったところでしょう。

『風の戦乙女』と『赤の悪魔憑き』。
ともに両軍を代表する英雄となった、ミーアとアレスの激突!
前回とは違った真っ向勝負の行方や如何に?

1巻では明かされなかった反乱軍の内側についても、2巻では多く語られているのもポイントです。
特に指導者であるジェレイドは、頼りなさげな姿とは裏腹に、神算鬼謀の使い手。
物語終盤に明かされる彼の策には唸らされました。
ミーアと共に反乱軍の両翼を担うに相応しい実力だと言えるかと。

アレス自身がいくら無双の強さを持つとは言え、軍同士としての戦いは1カ所にとどまりません。
質に劣った反乱軍の兵士達をどう戦わせるのか?というのも本作の見所ですね。
ジェレイドの用兵が光り、戦局が常に入り乱れるからこそ、両軍において英雄が待ち望まれ、その活躍がより輝きを増す、と言えるのではないでしょうか?

英雄が乱舞し、策謀が渦巻く戦場。
戦記モノの醍醐味が余すところなく盛り込まれた良作です。
気になった方は是非お読みになってみて下さいませ~。

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火の国、風の国物語1巻の感想レビュー(ライトノベル)

火の国1


富士見ファンタジア文庫のラノベ、『火の国、風の国物語-戦竜在野-』(師走トオル先生原作、光崎瑠衣先生イラスト)を読み終わったので感想など。

シリーズ1巻となる本作では、主人公アレスと謎の精霊パンドラとの出会い、ヒロインであるクラウディア王女との絆など、物語のベースラインが丁寧に描かれています。
世界観も、まさに王道ファンタジーなので、幅広い読者層に受け入れられるかと。

姫を守って戦う勇敢な騎士の物語、という定番のシチュエーションを踏まえつつ、その力は彼の努力で身に付けたものだけではなく、瀕死の重傷を負った際、突如現れた精霊との契約で与えられた謎の力によるものも大きかった…というミステリアスな設定をプラスする事によって、より魅力的なシナリオを作ることに成功しています。

パンドラが美少女であるということ自体も目を惹きますが、特に注目なのは、彼女自身の目的が、必ずしも正義という訳ではなく、アレスに誰かの血を流させようとする不吉なものであることでしょう。

更には、彼女が使えている主の存在が謎だらけで、様々な未来の出来事を助言しつつも、なぜそれを教えるのかについては意図的に隠していたりするので、怪しさ爆発です。
( ̄○ ̄;)

パンドラ達の助言に翻弄されつつ、自分自身の最善を尽くそうと努力するアレスの姿が格好良く、また、その力は一騎当千ということもあいまって爽快です。
そんなアレスが間違った方向に誘導されないか、読んでいる自分達はハラハラドキドキしつつ見守っている気持ちになれるかと。

アレスと周りの人たち自体は基本的に善人で、進んで悪を行ったりはしませんが、彼等の所属する王国軍の相手は、残虐な仕打ちをする領主に対抗すべく組織された反乱軍であるというのも、物語の重要なポイントです。

農奴出身の寄せ集め軍隊でありながら、強大な王国軍に立ち向かえた背景には、風の戦乙女と呼ばれる強大な黒魔術を操る少女と、天才的な指揮能力を持つ若き指導者の存在が見え隠れする…って、相手側の方が主人公っぽいかも。
(^_^;)

それもそのはず、先にドラゴンマガジン誌上で連載された短編は、その指導者ジェレイドこそが主人公として活躍するお話でした。

彼らの活躍は2巻でさらに描かれますが敵が単なる悪役ではなく、それぞれの理想のために戦おうとしている様子に燃えまくりですね。

5巻まで発売中なのをまとめ買いして来たところなのでまだわかりませんが、敵味方2つの視点から大きな戦乱を描き出そうとするのが本作の見所の様です。

英雄と呼ばれてもおかしくない実力を持った、キャラクター同士のぶつかり合いに期待が高まります。

戦場には出ないクラウディアにしても、その王族としてのものの考え方など、実年齢よりも上の聡明さが伝わって来ます。
可愛いだけではなく、重責を果たすために最善を尽くそうとするその使命感に心打たれました。
その前向きな姿勢はアレスとも共通する所があるかもしれません。

以上のような正統派戦記物語としての定石を踏まえつつ、従軍神官として義妹のエレナを起用したり、クラウディアの付き人にメイドのシオーネを配したりと、最近の読者層が喜びそうなアクセントを加味していくセンスも巧みです。

女性キャラだけでなく、男性キャラも各種取り揃えられているので、女性読者の受けも良いのではないでしょうか?

特に、実力はまだまだですが、美少年な剣士、レオンは物語内での動かされ方も非常に良かったです。
意外なオチ…かと思いきや、更にもうひとひねりあったので読み切れませんでした。
良い意味で出し抜かれました。
(^^ゞ

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SH@PPLE(しゃっぷる)5巻の感想レビュー(ライトノベル)

SH@PPLE(しゃっぷる)5
富士見ファンタジア文庫のラノベ、『SH@PPLE(しゃっぷる)』(竹岡葉月先生原作、よう太先生イラスト)の5巻が発売中です。

いつも仕掛けがいっぱいなオビと扉絵のコミック部分に定評のある本シリーズですが、5冊目となる今巻は短編6本構成の番外編的エピソードです。

ドラゴンマガジン誌に連載された5本と書き下ろしが1本。また、それぞれのエピソードに『その後の話』パートがあらたに書き下ろされ、よりオチが明確になっている感アリ。

雪国、舞姫のそれぞれの日常が描かれ、各話毎に話が完結している、分かり易い構成ではあるものの、一番気がかりな雪国と蜜達メインの女の子との絡み部分がほとんど無いため、盛り上がりという意味では控えめな印象でした。
どうせなら、オビ&扉のネタを、そのままのノリで1冊分書き上げた完全番外編的なものを読んでみたいかもと思う今日この頃ですww

美術部の2人など、今巻で初登場したキャラ達が単なるゲストキャラで終わらずに、以降の巻で出て来る…みたいな要素があれば良いかもしれませんが、ちょっと難しい気もします。

ただ、書き下ろされた6番目のエピソードについては、次巻以降への伏線であることが最後の一行からも明らかなので、かなり期待感を煽られました。
お話自体も、蜜の入学までの経緯や蝶間林との出会いが描かれたりと、本編に関連の深いものが多く、他のエピソードより面白かったと思います。
個人的には一番オススメかと。
…まさか蜜のカポエイラ習得のキッカケがここで判明するとは!
(^~^)
それはともかくとしても、ここで各キャラ間の信頼が強く描かれた分、二学期編で人間関係がどう変わってしまうのかは興味津々という感じですね。

次点では5話目の雪国と舞姫にスポットを当てたお話が良かったと思います。
過去の記憶を思い出した事で、舞姫の気持ちをより深く理解し、改めて感謝する雪国の様子が描かれていたのが温かかったです。
普段の舞姫の言動や雪国への接し方にも、その頃の名残があるのかもしれませんね。
女装&男装で入れ替わりという特殊な設定のため、今後もフォローしあいながらの展開になると思いますが、最後まで仲良く助け合っていってくれたら良いなと思います。

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生徒会の五彩~碧陽学園生徒会議事録5~の感想レビュー(ライトノベル)

生徒会の五彩~碧陽学園生徒会議事録5~


富士見ファンタジア文庫のラノベ、『生徒会の五彩~碧陽学園生徒会議事録5~』(葵せきな先生原作、狗神煌先生イラスト)が発売中です。
生徒会の一存シリーズとしては5巻目、番外編である生徒会の日常も含めれば6巻目となる生徒会シリーズですが、遂に累計100万部を突破!
(*゜▽゜ノノ゛☆
既に決定しているアニメ化も待ち遠しいですね。

表紙は主人公である杉崎鍵がようやく登場。
黙っていればかなりのイケメンでありながら、生徒会メンバーとのハーレムライフを目指して、ボケとツッコミと妄想に全力を尽くす様子に今回も大爆笑させられました。
普段はおちゃらけていながら、ここぞという場面では答えを間違えないタイプの鍵に、(真冬以外は)表立っては言わないものの、生徒会メンバー達も信頼と好意を寄せている様子がニヤニヤですね。
今巻は第1部である『企業編』のクライマックスという事もあり、本編内でも物語の裏側でも鍵が大活躍です。
ラブコメパートでは美少女達に振り回されまくり、シリアスパートでは逆に企業側をかき回し、と、多忙多芸な鍵ですが、これもひとえに生徒会メンバーへの愛ゆえの行動と言っても良いかと。
彼の行動は、一見不純な動機に見えて、その本質は純粋な想いから生まれたものであるという事は、今までにも語られてきましたが、果たして鍵は生徒会を企業の手から守ることが出来るのか?というのが大きな見所ですね。

率直な感想から言えば、今までの巻で与えられた断片的な情報から導き出された答えとしては上手くまとめていたと思います。
もっと新しい事実が次々と判明したり、無理やり盛り上げたりという感じの展開になるかと思っていましたが、意外とスマートな締め方だった分、綺麗にオチた気がしました。
ただし、企業との対決そのものはライトノベル作品でもかなり異色で意欲的な設定であり、本編の面白さとはベクトルの方向性が違うので、普通にメインである雑談形式のお話を楽しめるかどうかの方が重要だと思います。
で、その内容ですが、今回は主要メンバーの1人をピックアップするというよりも、文章的にもイラスト的にも、満遍なく全員に出番がある感じなので、素直に楽しめて良かったと思います。

巻数を重ねるごとに各キャラクターの思考パターンが確立され、いわゆる『キャラが立った』作品になっている生徒会シリーズらしく、期待を裏切らないニヤニヤ展開が多いので良かったです。

さり気に依然登場した『残響死滅(エコー・オブ・デス)』ネタを仕込んで来たりと、他作品からだけでなく、自シリーズの中からも笑える要素を組み合わせるセンスが光っているので要チェック!
(*^-^)b
個人的には最初に残響死滅が描かれたエピソードがツボに入っていた分、余計に腹筋崩壊させられてしまったかも。

他にも、語尾や設定などのオタク文化特有の『お約束』を弄ってコント風にしてみせたり、登場人物を2人に絞って2チャンネルのスレッド風の対話だけでひとつのエピソードを仕上げたり、まさかの『くりむ会長よりロリなキャラクター』を登場させたりと、同じ雑談形式でも手を変え品を変えて読者を楽しませようとする姿勢がうかがえ、好印象でした。

イラストも某ハルヒ風コスプレのディフォルメくりむ会長、もきゅもきゅ着ぐるみ生物と化した知弦、ミニスカ野球コスチューム姿の深夏、鍵に抱きかかえられた真冬と、萌えること必至!
(//▽//)
あざとい気もしますが、だが、それが良いッ!という感じですね。

第2部、『卒業編』スタートとなる次巻、『生徒会の六花』(7月発売予定とのこと)も楽しみです。
今巻では鍵に対して生徒会メンバー達が嫉妬する場面なんかもありましたが、今後ハーレムに近付く?過程で、それぞれと普通にラブラブ~というシチュエーションも見られたら良いなと思います。

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GENEZ(ジーンズ)1巻の感想レビュー(ライトノベル)

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富士見ファンタジア文庫のラノベ、『GENEZ-1 ジーンズ』(深見真先生原作、mebae先生イラスト)が発売中です。

表紙は通称GENEZと呼ばれる、『獣系遺伝子制御強化外骨格』に身を包んだ主人公の謙吾と、『ナイチンゲール』という名の特殊な能力の持ち主であるヒロイン、ユキナ。
戦闘における重要なパートナーでもあり、幼なじみとして意識しあう間柄でもありと、公私両面での2人の関係も、この作品の大きな見所です。

ブラコン気味な謙吾の妹、涼羽や、謙吾に気があるかも?という様子のある、同じチームのGENEZ使い、彩離など、周囲の女性キャラは他にもいるものの、基本的には謙吾とユキナの『6年越しの再会というブランクもなんのその』な絆の深さがまず先にあるという状態なのがポイントかと。
八方美人なハーレム展開よりも、本命の異性の為に頑張りあう様子にグッと来るタイプの方にオススメな感じがしました。
この辺りは、巻数が進んで女性キャラが増えれば変わってくるかも知れませんが、自分の危険を省みずにお互いのために命をかける2人の様子が熱く、純粋な想いが伝わって来て好印象でした。
普段は奥手で恋愛にも疎い謙吾が、実は大の美少女ゲーム好きで、ゲームの女の子には強気で攻略しにかかるという設定もニヤニヤでした。今後、その手腕が発揮されることはあるのでしょうか?

(^~^)

2人の通う学校が、実は民間軍事会社の管理するエージェントの養成所でもあり、特進クラスの生徒全員が銃器を持ち歩いていたり、謙吾達も傭兵として世界の紛争地帯で武力介入していたりと、学園モノ×ガンアクションモノという組み合わせを前面に押し出した演出は、異色ながらも爽快です。

1巻のお話的には、幼い頃に離れ離れにされた妹涼羽との再会をキッカケに、彼女が身を寄せる小国を襲う陰謀に巻き込まれ、敵対する民間軍事会社との激しい攻防を経て、国家の秘密と味方キャラの実力が明かされていく…という展開です。

ハードな銃撃戦や、作品の目玉である超兵器同士の戦い以外にも、主人公の仲間であるセルジュの(ある意味反則な)特殊能力が発揮されたり、隊をまとめる大迫が敵の裏をかく鋭い読みを見せたりと、様々な角度から見せ場的な演出が盛り込まれており、スピード感のある展開もあいまって引き込まれました。
流動的な戦況に臨機応変に対応する戦いのエキスパート達。
高校生という若さでありながら、その考え方や実力はプロフェッショナルと呼ぶに相応しいものだと言えるかと。

主要キャラ以外の名もない脇役キャラがあっさりと犠牲になって殺されてしまったり、痛々しい拷問シーンがあったりするのは、ちょっと苦手な方もいるかもしれませんが、兵器を使ってドンパチをする以上、オブラートにくるみ過ぎてしまうよりは、妥当と言える気もします。
あまり過激にし過ぎても問題があると思いますが、キャラの強さや性格を印象付ける効果は確かにあったように思いました。

また、現在発売中のドラゴンマガジン7月号には、謙吾とユキナが再会する、実質的な第1話とも呼べる短編が収録されているので、併せて読むと面白さが大幅アップすると思います。

まだまだ先の展開がどう転んでいくのか未知数ですが、シリアスなストーリーが期待出来そうな本編長編でも、学園でのラブやドタバタな出来事がメインとなりそうな短編でも、それぞれの面白さが楽しめそうな予感です。

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本日の騎士ミロク1巻の感想レビュー(ライトノベル)

本日の騎士ミロク


ファンタジア文庫のラノベ、『本日の騎士ミロク』(田口仙年堂先生原作、高階聖人先生イラスト)の1巻が発売中です。

表紙は主人公のミロクとヒロインのジュジュことジェルメーヌ・ジルサニア姫、そして見た目はウサギの赤目隊隊長、ビスマルクの3人。
この作品の特徴的な部分を体現するキャラが揃い踏みという感じですね。

高階先生の柔らかなデザインのキャライラストからは、一見日常のドタバタやラブコメがメインになりそうな予感がして来るのですが、実際の内容的には、ミロクが自分の生き方について悩みながら成長していく過程をシリアスに描いている部分が多く、予想に反してかなり骨太な印象すら感じさせられました。

剣の才能以外には特に取り柄がないと自負しているミロクが、軽い気持ちで騎士団に入団したものの、いざ隊に配属されると、なぜか帯剣の許可をもらえない状況に。
国民の前では文句のつけようのない姫であるジュジュが、実はがさつでおてんばな性格を隠すためにネコを被っていたことを知り、ショックを受けるミロク。
風変わりな同僚達とともに、ジュジュのお世話役的な生活を続ける中、これでいいのか?という自問自答が不安感を煽る…と、なかなかに波乱含みなスタートとなっています。

ミロクの生い立ちと、ジュジュの生い立ちはもちろん違うわけですが、『それぞれの立場ならではの悩み』というものがあるのもまた事実。
ジュジュに対する些細な誤解が、大きなすれ違いを生み出してしまい、焦るミロクの様子にハラハラさせられました。

若さ故に、知識や経験の不足から失敗することは若者らしいと言えますが、自分の過ちに気付いたら、それを素直に改善することが出来るのもまた、若者の特権と言えるのではないでしょうか?

ミロクとジュジュの仲直りは、見ていて微笑ましいものがありましたし、丹念に書き込まれたミロクの感情の動きが理解しやすかった分、ストーリーの説得力も高かったと思います。

新入りであるミロクと、護衛対象であるジュジュを見守る赤目隊の仲間達についても、それぞれの個性がすぐに理解できるように描かれており、愉快で頼もしい味方として、今後も活躍してくれそうです。
特に、ミロクに少し興味がある素振りがうかがえるアーニィについては、恋のライバル的なポジションをとりにいける資格も十分にあり、元気溌剌天然系に見えて、ここ一番という押さえ時にはしっかりと助言や気配りを忘れない、と、良妻賢母的な部分も見せてくれるので、かなり人気が出そうな気がしました。

赤目隊のメンバー達も、ミロクやジュジュについても、まだまだ過去にあった出来事の全てが語られた訳ではなく、伏線となりそうな設定が多数ばらまかれていたので、今後もまだまだ楽しめそうで嬉しいです。
o(^▽^)o

世界観を形成する魔法などの国レベルの設定も、大きなルールをある程度伝えると同時に、それと関連した要素を本文中に盛り込む様に工夫されているので、すんなりと受け入れる事が出来るかと。

紆余曲折を経て戦いに挑むミロクの、戦士としての格好良さ、男らしさも、筋の通った一本気なもので好印象でした。
ジュジュの心の声を聞き取り、迷いを断ち切ったミロクが、才能を遺憾なく発揮していく様子は必見です。
ミロクが秘めていた強さがどれほどのものか?は、是非作品内でチェックして下さいませ。
熱さを直接、肌で感じ取れるかの様な盛り上がりまくりのバトルシーンは、本作の大きな見所だと思います。

剣の代わりに○○○○を握って勝ってしまうwwシーンはニヤニヤでしたが、その後、バウゼンさんが実は…という新事実が明かされた時には、○○○○で勝てたのも納得~!という感じでついつい頷いてしまいました。
この伏線の仕込みには全く気付けていなかったのですが、急に伝説の剣を握ってパワーアップ!みたいな展開になるよりも、ミロク自身が過去に必死に身につけた技術が、まさに『芸は身を助く』的ノリで血肉になっているのが感じられたので良かったです。

仕えるものと仕えられるもの。
それぞれの求めていたものを手に入れ、様々な意味でパートナーとなったミロクとジュジュの今後に、目が離せませんね。

気になった方は、是非チェックなさってみて下さいませ。

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まぶらほ~じょなんの巻・よん~の感想レビュー(ライトノベル)

まぶらほ~じょなんの巻・よん~
富士見ファンタジア文庫のラノベ、『まぶらほ~じょなんの巻・よん~』(築地俊彦先生原作、駒都え~じ先生イラスト)が発売中です。

ドラゴンマガジン誌に連載された3本の短編に、書き下ろし2本を加えた構成です。

表紙に夕菜、千早、そして謎の新キャラ美少女!…と思ったら、とある理由で女性化した和樹でした。
ウィッグを使っているとはいえ、意外と違和感が無いですね。

男主人公が女装する(しかもカワイイ)というパターンは、ある意味ラブコメ系ライトノベルの王道パターンと言って良いかと思いますが、魔法が実在する設定の本作では、フリではなくて本当に女の子になってしまうというのがミソ。
扉絵では大きく取り上げられているので要チェック!
本文中にはウィッグ無しのショートカットバージョンも収録と隙無しなのもポイント高し。
駒都え~じ先生の美麗なイラストは、この作品の大きな魅力である、ということを再認識させられました。
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
また、前後編扱いで収録されているお話では、魔法の惚れ薬が騒動のタネに。
うっかり誤飲した夕菜が好きになった相手は和樹ではなくて…という展開にニヤニヤです。
暴走した夕菜の毒牙から、玖里子と凜は逃れることが出来るのでしょうか?
百合で2人同時とは…夕菜頑張りすぎ(^_^;)

和樹に対する女の子達のラブラブっぷりが本シリーズのメインな訳ですが、その和樹無しでもお話が成り立つのは、それぞれのキャラが十分に立っている証拠だと思います。
魔法の厄介事を持ち込むのも、相変わらず紫乃先生ですしww

長く愛されている作品だけあって、『お約束』という名の様式美はキッチリと抑えてくれています。
雑誌連載自体がメインなだけあり、短編スタイルが基本の本シリーズは、起承転結が分かり易くまとめられている分、安定した面白さを保っていると思います。
その分、裏を返せば展開がマンネリ化しがちになる恐れがある訳ですが、うまく女性化や百合といった人気シチュエーションを持って来て、アクセントをつけようとする姿勢には頭が下がります。

もはや相当な長寿作品であるにも関わらず、読者に手を変え品を変え、飽きさせない努力を続けている事が、多くのファンに支持されている理由の1つではないでしょうか。

結果的にそれがキャラ人気に繋がり、その分連載も長く続けられる、という、制作サイドと読者サイドの好循環を生み出している事は、大きく評価すべきポイントだと思います。

今巻の巻末にはヤス先生によるまぶらほ4コマも収録。
ディフォルメタッチのキャラ達が、予想以上にカワイイので必見です!
(*^-^)b

色々な取り組みを続けながらも、かおり先生がメインのコアなゲームネタも忘れていないのは、書き下ろしのつく文庫版ならではセールスポイントかもしれません。

アニメでファンになった方も多い、有名な作品なのでおすすめです。
ラブコメラノベの定番として、気になった方は是非一度、お読みになって下さいませ~。

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鋼殻のレギオス12巻~ブラック・アラベスク~の感想レビュー(ライトノベル)

鋼殻のレギオス12~ブラック・アラベスク
富士見ファンタジア文庫のラノベ、『鋼殻のレギオス12~ブラック・アラベスク』(雨木シュウスケ先生原作、深遊先生イラスト)が発売中です。

アニメ化されていることもあり、今が旬といった感じの作品なので、知名度が高いと思います。

今巻のお話はレイフォンとサヴァリスの死闘をはじめ、バトル満載の全編シリアス回といった趣です。

学園都市同士の争いに勝つことの重要性については、1巻から事ある毎に語られてきた本作ですが、いよいよツェルニに接近してきたのは、まさかのグレンダン!
もしも全面戦争になってしまったらツェルニに全く勝ち目がないことは誰が見ても明らかですが、このタイミングでツェルニに近付いたグレンダンの秘密とは?

カラー扉絵からガンガン登場している天剣授受者も圧巻ですが、彼らを11人も従えた女王アルシェイラの思惑とは?

ニーナの過去の出来事と廃貴族との関係とは?

などなど、今まで判っていた事実よりもさらに深い部分の謎が色々と明らかになるので見逃せません。

また、レジェンド・オブ・レギオスシリーズに関わりの深いキャラクターもいよいよ登場し、いよいよ世界全体を揺るがすような大きな戦いが始まりそうな気配で今後が楽しみです。

リーリンは自分自身の謎について悩み、ニーナは持て余し気味だった廃貴族の力と向き合わざるを得なくなり、レイフォンは今までの行動を振り返る必要に迫られる…と、主要キャラクター達が悩み、傷付く場面にハラハラさせられました。
そこから立ち直れるのかどうか、自分を見失わず前に進めるのか?という点がこの巻最大の見所だと思います。

武芸者として戦闘能力が高まることとは別の、精神的な成長を遂げられるかどうか?というテーマは、ライトノベル作品でもお馴染みですし、メインの読者層である比較的若い世代の方にとっても共感しやすい部分があるのではないかと思います。

それでも尚、レイフォン達の前に立ちはだかる厚い壁。
テンション上がりっぱなし&情報量の多かった今回の戦い自体が次巻への布石、いわば前哨戦に過ぎないのかもしれないと思うと、5月に発売予定らしい13巻ではどうなってしまうのか、気になってしかたありません。

お互いがレイフォンの事を好きだと気付いているリーリンとメイシェンの会話シーンや、とある人物との会話で思わず本音をもらしてしまう貴重なフェリのデレシーンなども見逃せません。
方向性は違いますが、彼女達の乙女心にグッと来るかと。

ファンの方は是非、お読みになってみて下さいませ。

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鋼殻のレギオス11巻インパクト・ガールズの感想レビュー(ライトノベル)

鋼殻のレギオス11~インパクト・ガールズ~

ファンタジア文庫のラノベ、『鋼殻のレギオス11~インパクト・ガールズ~』(雨木シュウスケ先生原作、深遊先生イラスト)が発売中です。

アニメ版が放映直前!というタイミングでの刊行なので熱が伝わって来ますね。
シリーズ累計200万部突破という数字に人気が表れていますが、アニメ化に伴ってまだまだ数を伸ばしそうですね。

今巻ではドラゴンマガジン誌上に連載された短編4つに、書き下ろし短編1つの5本立てプラス幕間という感じの構成でした。

普通の男子学生であるエドが、レイフォンにある頼みごとをするお話や、『本妻』リーリンの登場でメイシェン、ニーナ、フェリがそれぞれに悩んだり、対抗意識を燃やしたりするお話、レイフォンとリーリンの誕生日を祝うお話等が収録されています。

どのお話もリーリン成分が多めな印象です。
今までも気立てが良くて料理上手なイメージでしたが、頭の良さも想像以上だったりと、彼女の新たな魅力がかいま見えてきます。

謎の多い彼女の出生の秘密については本編の方でも語られつつありますが、今巻では義父であるデルクが、レイフォンとリーリンに出逢った時のエピソードも明らかにされているのでファン必見です。

レイフォンの鈍感モテキャラっぷりにも磨きがかかっていますが、それを取り巻く女性キャラクター達の一喜一憂がコミカルに描かれていてニヤニヤです。
エドの気持ちには男性読者なら共感出来ることウケアイかと。

ファンの方は是非書店でチェックなさってみて下さいませ。
未見の方はまとめ買いして、年末年始のお供にされるのも良いかと。
(’-^*)/

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SH@PPLE4巻の感想レビュー(ライトノベル)

SH@PPLE-しゃっぷる4
ファンタジア文庫のラノベ、『SH@PPLE-しゃっぷる-』(竹岡葉月先生原作、よう太先生イラスト)の4巻が発売中です。

表紙の鳥子が大活躍!というか、メインヒロインの蜜よりも目立っているかも。
(^_^;)
体操服&ないすばでぃなどなど、ファンサービス的な意味合いでも、主人公雪国絡みの展開でも大活躍です。

演劇合戦の本番に向け、練習に余念がない雪国達ですが、女装の秘密を知る謎の脅迫者、X氏の正体は未だ掴めず。
その影に怯えながらも、練習自体は順調に進み、いよいよ当日に!という展開です。

X氏の正体については、やっぱり!という思いと唐突!という思いが半々という感じでした。
お話上、これはミスリードだろうなという部分は分かりやすいものの、推理するための手掛かり的なものはあまり無いかなという気がしたので。
証拠ではなく、展開を予想した結果から、犯人が絞られてくるような感じかと。
3巻の時は全く解っていなかったので、結構悩んでいた分、推理パート自体はちょっと拍子抜けかなと思いました。

その分、ラブ関係は意外にも切ない系路線での攻めになったので、個人的には大歓迎でした。
\(^_^)/

特に、イラスト付きで蜜、雪国、鳥子の3人の関係が浮き彫りにされる所は、ベタながら切ないです。
『掴もうと思った手がすり抜けて行く』という感じが上手く表れているなと思いました。

鳥子の雪国への気持ちは、3巻でも読者には明らかだった訳ですが、ここまで積極的に干渉していくとは思っていなかった分、新鮮でした。
だけど雪国はやっぱり蜜しか見ていないと。
そこでどう振る舞うか?というのが本巻の見所だと思われます。
相手が自分以外の人に想いを寄せていることを知っていながら、なお相手を想い続ける様子がケナゲです。

蜜もシナリオ上ではかなり動くものの、ちょっと後手に回ってしまっていたのは残念でした。
胡蝶の宮が少ない見せ場にも関わらず、かなり好印象だったのに比べると、ちょっともったいなかったかも。
しかし、この作品のキャラクター達は、誤解したりされたりするのがデフォというか、作品としてのポイントなので、その意味では蜜もメインヒロインらしいと言えるのかもしれませんね。

一方、コメディパートは舞姫と芝目達が担当。
こちらは芝目が舞姫を意識しまくりなのは伝わって来るものの、まだまだ恋の入り口にも立つ気配がなさげかも。
芝目的には、まさにダメージ続きですね。
(^~^)

肝心の演劇シーンについては、当初の予想とかなり違っていたので斬新でした。
どうせなら相手側の劇の内容も描いて欲しかった気もしますが、結果発表後の説明を見れば、今のままで良し、なのかも。

また、結果を聞いてお話が丸く収まったと思いきや、最後に意外な展開が待っていたので、次巻も楽しみです。
残された伏線を、どう繋いでいくかに注目したいと思います。

気になった方は、是非お読みになって下さいませ。

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  • gurimoe: S&Wファン様 コメントありがとうございます。 こちらこそ最終回の段階で旧ブログにメインサイト移したりでやや こしくて申し訳ございません。 ご都合のよろしいときにこっそり見ていただければ幸いで...
  • S&Wファン: お疲れ様です! せっかくここまで通ったのにこのところ忙しくて来られませんでし た;; 毎回よい感想を読ませて頂いているのに急に来なくなったらいらぬ 誤解を与え てしまう…ヤバいヤバい><...
  • gurimoe: とっぴぃ~様 コメント拝見いたしました。 アドバイスも含めてありがとうございます。 参考にさせて頂きますね。 こちらこそよろしくお願い致します。
  • gurimoe: とっぴぃ~様 ご丁寧にありがとうございます。 『萌えレビュ!』管理人のgurimoeです。 早速 サイドバー内の『ニュース、情報関連のサイト様』のコーナーにリ ンクを張らせていただきましたのでご確認下さいませ。...
  • とっぴぃ~: ライトノベルの感想いつも読ませて勉強させてもらってます 自分もライノベル大好きなんです^^ もしよろしければ相互リンクしていただけないでしょうか?お返事 お待ちしております^^
ぐりもえ専用
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