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角川スニーカー文庫 Archive

『ブレイドライン アーシア剣聖記』の感想レビュー(ライトノベル)

ブレイドライン アーシア剣聖記


角川スニーカー文庫のラノベ、『ブレイドライン アーシア剣聖記』(水野良先生原作、津雪先生イラスト)が発売中です。
表紙は高名な剣聖クオンの息子で、本作の主人公であるヒエンと、いにしえの妖精の姿をした少女セラ。
初巻の表紙を飾るのは主人公とメインヒロインというのはある意味黄金律とも呼べるパターンだと思いますが、2人の関係は友達でも恋人でもなく実は○○でした!というサプライズ展開があり、かなり驚かされました。
妖精の少女と出会うボーイミーツガール展開を予想していた方は多いのではないかと思うので、設定の斬新さという意味ではかなりのものかと。
詳しい過去については次巻以降を待つ感じのようですが、○○愛から恋愛へと変化、発展するようなシナリオならどんな描かれ方になるのか非常に気になりますね。

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『薔薇のマリア12.夜に乱雲花々乱れ』の感想レビュー(ライトノベル)

薔薇のマリア12.夜に乱雲花々乱れ


角川スニーカー文庫のラノベ、『薔薇のマリア12.夜に乱雲花々乱れ』(十文字青先生原作、BUNBUN先生イラスト)が発売中です。

表紙は双剣スタイルが凛々しいマリアと、眼鏡が知的な“秩序の番人”副長のヨハン。
珍しい組み合わせではありますが、今回のエピソードではヨハンの活躍する場面が多く、冷徹な外見とは裏腹な熱い魂のたぎり具合には、手に汗握ること間違いなしかと。
o(^▽^)o

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『妄想少女 そんなにいっぱい脱げません!?』の感想レビュー(ライトノベル)

妄想少女(もうそうが~る) そんなにいっぱい脱げません!?


角川スニーカー文庫のラノベ、『妄想少女(もうそうが~る) そんなにいっぱい脱げません!?』(東亮太先生原作、ちこたむ先生イラスト)が発売中です。

表紙はヒロインの紗衣。
カリスマ萌えイラストレーターとして活躍する彼女は、自分の描いた二次元のキャラを現実世界に実体化させることが出来るという能力の持ち主!というのが本作品の最大のポイント。

見た目は清楚なお嬢さまである紗衣が、実は自分の描いた絵にキャッキャウフフと妄想しまくりな二次専だということ自体がある意味ギャップ萌えですが、そんな紗衣よりも主人公である光宏の方が妄想パワーが強く、作者である紗衣の元ではなく、光宏の元に二次元キャラ達が飛び出てきてドタバタが…といった展開です。

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ガジェット 無限舞台 BLACK&WHITEの感想レビュー(ライトノベル)

ガジェット1巻


角川スニーカー文庫のラノベ、『ガジェット 無限舞台 BLACK&WHITE』(九重一木先生原作、植田亮先生イラスト)が発売中です。

表紙は本作品のメインヒロインである真白と黒乃。
性格的にも身体の一部の大きさww的にも対称的な2人ですが、キャラの立て方がハッキリしていてそれぞれ魅力的です。
華のある表紙イラストを見てジャケ買いされた方も多いかも知れませんね。

第13回スニーカー大賞の優秀賞を受賞した作品として話題の本作ですが、独創的な世界観を構築しきった文章力が見事で、受賞したのも肯ける内容でした。

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『Rー15 ようこそ天才学園へ!』の感想レビュー(ライトノベル)

R-15


角川スニーカー文庫のラノベ、『Rー15 ようこそ天才学園へ!』(伏見ひろゆき先生原作、藤真拓哉先生イラスト)が発売中です。

表紙はヒロインの天才クラリネット奏者、鳴唐吹音(なるからふくね)。
藤真先生の絵に引かれて即購入!という方も多そうな感じですね。

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『時載りリンネ!』5巻の感想レビュー(ライトノベル)

時載りリンネ!5 明日のスケッチ


角川スニーカー文庫のラノベ、『時載りリンネ!5 明日のスケッチ』(清野静先生原作、古夏からす先生イラスト)が発売中です。

表紙はヒロインのリンネ。
アトリエ風の背景は、本編で絵のモデルを依頼されることに関連したチョイスなのでしょう。
少しすました表情がいかにも、な感じですね。

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『レンタルマギカ 滅びし竜と魔法使い』の感想レビュー(ライトノベル)

レンタルマギカ 滅びし竜と魔法使い


角川スニーカー文庫のラノベ、『レンタルマギカ 滅びし竜と魔法使い』(三田誠先生原作、pako先生イラスト)が発売中です。

表紙は修学旅行を遊び倒すいつき一行。
前巻ラストでとんでもない状況に追い込まれたいつきとアストラルのメンバー達ですが、起死回生なるか?と第2部完結巻として大盛り上がり大会な今巻。

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サクラダリセットの感想レビュー(ライトノベル)

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角川スニーカー文庫のラノベ、『サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』(河野裕先生原作、椎名優先生イラスト)が発売中です。

表紙はヒロインの春埼美空。
見た目的にも、性格的にも、恋する乙女な部分的にもかなりピュアな透明感のあるヒロインですね。
ショートカットがよく似合っていますが、個人的には過去のロングヘアバージョンのイラストも良い感じだと思いました。
(*^-^)b

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薔薇のマリア11巻~灰被りのルーシー~の感想レビュー(ライトノベル)

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角川スニーカー文庫のラノベ、『薔薇のマリア11.灰被りのルーシー』(十文字青先生原作、BUNBUN先生イラスト)が発売中です。

表紙は髪型が変わって可愛さ&凛々しさアップの主人公マリアローズと、今巻が初登場の新キャラクター『ルーシー・アッシュカバード』の2人。
今巻から新章突入という事で、ニューカマーであるルーシーには要注目!ですね。
あの意外な設定にはカタリ同様、驚かされました。
(^~^)

とある事情でエルデンにやって来たルーシーですが、到着早々、可愛い顔と世間知らずが原因でトラブルに巻き込まれてしまいます。
サンランド無統治王国の首都であるエルデンではよくある日常とは言え、このままでは大変な事に…。
と、そこに現れ、ルーシーを助けてくれたのは誰あろうマリア!
強面の男達を追い払い、手をさしのべる姿はまさに聖女!!
マリアに導かれるまま、案内された先には本編でもお馴染みのトマトクンのお屋敷で…という展開です。

マリアとクランZOOのメンバーとの出逢いを彷彿とさせる展開にテンションが上がりました。
o(^▽^)o
単身で侵入者稼業を続けてきたマリアとは違い、経験値0の状態でアンダーグラウンドへと同行する事になったルーシーが、自分の無力さを痛感する…という辺りも懐かしさでニヤニヤです。
今回は、ルーシー視点でお話が描かれている分、マリアも強者として描かれているのがポイント。
劣等感に苛まれ、内心の葛藤が見え見えなルーシーに対し、マリアがどのように振る舞うのかは必見です。
自分もそのみじめさの経験者だけに、ルーシーの気持ちには色々と思うところがあるご様子。
守られる側から守る側へ移ったマリアを見ていると、その成長が感じずにはいられません。
更には、今までのシリーズを読んで来た読者自身も、ある意味エルデンで生き抜くノウハウについては理解が深いww訳で、ルーシーの迷走の結果を予測しつつ読み進めていくのは、ちょっとした保護者気分も味わえてニヤニヤです。

『自分にあった生き方』をルーシーが模索しようとする場面では、過去のお話で登場したエルデン在住のキャラクター達もゲスト出演したりと、心憎い演出が光ります。
コメディ成分多めで失敗を重ねていくルーシーですが、とある努力家の人物との出逢いをキッカケに光明を見出す場面にはグッと来ました。
結末が描かれていなかったエピソードがここに来て明らかになり、マリア達の行動が少なからず影響を与えている事実が感じられて胸が熱くなりました。
(T_T)

徒労に見えたルーシーの迷走も、終盤、ここぞという場面で教訓として役立ったりと、完全なムダとはならない辺りも上手いです。
自分の意志で見つけようとする気持ちの大切さが、過去のマリアと同じくルーシーの背中を押す原動力となる展開が熱いです。

終盤の流れも、薔薇のマリアファンならコレしかないだろうというレベルで納得のいくものだと思います。
過去のマリアをルーシーに投影しつつ、現在のマリアの成長とZOOでの明確な役割も同時に見ることが出来るというかなり贅沢なバトルシーンに大満足でした。

暗い部分もしっかりあるものの、マリア達が見守っているという安心感があるため、全般的にいつもより明るいイメージな分、新章スタートに向いたお話になっていたと思います。
読後感も爽やかで、今後の展開が楽しみです。
というか、アジアンがどう動くのか見物ですねww
ルーシー自身にもまだまだ秘密がありそうな感じですし、意外な繋がりみたいなものもあるかもしれませんね。

今までに出て来たエルデンを中心にした世界設定も簡潔にまとめなおされている感じで、ともすればシリーズ未読者がこの巻を読んでも普通に楽しめそうな印象を受けました。
むしろ、この巻を読んだ事で1巻から読み直してみたい気分になってくるかも!?
ヾ(≧∇≦*)ゝ

心にガツンと来る系のお話が読みたい方にオススメのシリーズです。
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薔薇のマリアVer5~つぼみのコロナ2~の感想レビュー(ライトノベル)

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スニーカー文庫のラノベ、『薔薇のマリアVer5~つぼみのコロナ2~』(十文字青先生原作、BUNBUN先生イラスト)が発売中です。

ザ・スニーカー誌に連載された短編3本に書き下ろし短編1本を加えた構成です。

外伝的作品であるVer.シリーズの中でも、レニィとコロナが活躍するものとしては2冊目にあたる本作。
エルデンにたどり着き、一緒の部屋で暮らす2人ですが、クラッカー稼業は過酷で、なかなか上手くいかない日々が続きます。

権堂やサトー、ヴィヴィアンといった仲間達と交流を持ち、それなりの釣果を上げるときもあるとは言え、さすがにマリアの入ったクラン・ZOOのメンバー達のような常識はずれの戦闘力をもっている訳ではないので、急にメキメキと力をつけて…といった展開にならないのは無理からぬ所ですね。
その分、マリアのように過剰なコンプレックスで悩みまくったりせず、なんとか毎日をたくましく生き抜いてきた2人でしたが、ある事件をキッカケにパーティー内に亀裂が。

仲間達から離れ、コロナと2人でお金を稼ごうとするレニィですが、コロナを思うあまり、却って彼女の気持ちをないがしろにする結果に。
その時、コロナの取った行動とは?
2人はもう一度心を通い合わせることが出来るのか?という点が見所です。

とある理由で天然キャラのような性格のコロナですが、レニィがトモヨに言い寄られている所を見て嫉妬したりする様子は、普通の恋する乙女と同じで可愛らしいです。
また、コロナをにくからず思いつつも、気恥ずかしさや経験不足から、そっけない対応をしてしまい、自己嫌悪に陥ってしまうレニィも初々しくてニヤニヤです。

互いに想いあっていながらも、はっきり言葉に出して確かめた訳ではなく、期待と不安で一喜一憂する2人の様子が楽しくもあり、切なくもあるというラブコメの醍醐味を味わうことが出来ます。
シビアで個性的な世界観の作品ではありますが、だからこそ、愛や小さな希望といったものがより尊く感じられるのかもしれませんね。

また、仲間達の過去についても語られている部分があるので、今までよりも彼らに愛着が深まると思います。
それぞれの活躍するエピソードも増えており、特に、権堂の男前っぷりは必見です。
(*^-^)b

また、戦闘には加わらないものの、レニィのある意味導き手であり、お色気担当(//▽//)であるトモヨとのやりとりも見所です。
彼女の文字通り『体を張った』行動が、レニィの背中を後押しする事につながる展開が熱いです。
少しベタかもしれないですが、イイ女度高し!

更に、短編3つでも十分に話がまとまっている感じなのですが、書き下ろしで追加されたエピソードがそこまでと一転して、非常に前向きなストーリー運びになっているのが印象的です。

1つの試練を乗り越えたレニィ達が取り組むことになった、新たなクエストとは?
そしてレニィとコロナの恋愛の行く末は?
長い紆余曲折があった分、レニィの本心がとらせた行動は、読後感をいっそう爽やかなものにしてくれました。

本編に登場した意外なキャラ達が登場するのも見逃せません。
マリア達と関わった後も、それぞれのキャラ達が物語の世界の中で確かに生きている事が感じられて良かったと思います。

まだまだレニィ達の冒険を見続けたい気がしますが、ひとまずクライマックスという事で、ちょっと残念です。
本編や、新たなエピソードでの登場に期待したいですね。

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ダンタリアンの書架3巻の感想レビュー(ライトノベル)

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角川スニーカー文庫のラノベ、『ダンタリアンの書架』(三雲岳斗先生原作、Gユウスケ先生イラスト)の3巻が発売中です。

表紙は勿論ダリアン。
主人公であるヒューイと、ヒロインであるダリアンのメインキャラ2人が、毎回各地に存在する幻書を巡ってゲストキャラクター達とやり取りをする…というのが本シリーズの基本的なスタイルなので、表紙も、扉絵も、本文イラストの多くもダリアンの可憐な表情を収めたものになるのは自然な流れかと。
思わずジャケット買いをしてしまったという方も多いのではないでしょうか?
あとがきによると、はじめは3巻までで一旦シリーズ終了となる予定だったところが、人気のおかげで続投決定となったそうで、ファンとしては嬉しい限りです。
ザ・スニーカー誌での一挙2本連載の効果もあいまって、かなり早い刊行ペースになっている気がしますが、3巻収録のエピソードは、よりバリエーションに富んだ構成になっている気がしました。

特に、とある少女との出会いから村人達を守ることに…と、王道的なパターンのお話と思いきや、意外な結末が待ち受けている『黄昏の書』のエピソードでは、幻書に関する新しい設定が明らかになりましたし、日本では馴染み深い竹取物語の逸話をモチーフにした『魔術師の娘』のエピソードでは、元ネタの結末を知っている分、どんなオチを持って来るのかワクワクしながら読み進める事が出来ました。
ともに個性的なゲストキャラクターが登場したこともあり、今後の再登場もあるかも?と考えると楽しそうですね。

また、ヒューイ達と対をなす存在である焚書官ハルと、銀の読姫フランのコンビが主役を勤める『償いの書』のエピソードも収録。
こちらはまだまだ隠された秘密や過去が目白押しという感じなので、連載のメインである短編とは違った、続き物としての面白さを味わわせてくれそうで楽しみです。

どのエピソードも、オチの部分がちょっと小洒落た感じに余韻を残してくれるのでニヤニヤです。
切なかったり、ブラックユーモアだったり、ダリアンがちょっとデレるところを見せてくれたりwwと、1話完結形式であることもあいまって、テンポ良く、気軽に読むことが出来るのが良いですね。

シリーズ未読の方でも、すんなりと物語に入り込めるのでオススメです。

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レンタルマギカ~旧き都の魔法使い~の感想レビュー(ライトノベル)

レンタルマギカ~旧き都の魔法使い~
スニーカー文庫のラノベ、『レンタルマギカ~旧き都の魔法使い~』(三田誠先生原作、pako先生イラスト)が発売中です。

アニメ化されたこともある作品なので、知名度も高いと思います。

表紙のいつきが誰に手を振っているのかが気になります。
ひょっとしたら次巻の表紙と合わせて一つの絵になっているのかもしれませんね。

シリーズ売上累計200万部を達成し、第2部クライマックスの前半当たる今巻では、古都京都を舞台に猫屋敷の過去にまつわる事件が展開します。

今までも彼と関係の深い弟弟子である圭との確執など、過去が断片的に語られてきましたが、今回は猫屋敷が本来所属している魔術結社〈八葉〉が絡んでくるとあって、その生い立ちがより詳しく明かされているのがポイントです。
(*^-^)b

また、いつき達の学校は丁度修学旅行シーズン。
しかも目的地は京都なので、アストラルのメンバーみんなで京都来訪という流れに。
(取材旅行の成果もあって、劇中の描写から、京都という土地の魅力が鮮明に感じられました。)

クラスの仲間達と、アストラルの仲間達。
両方ともいつきにとって掛け替えのない存在ですから、多少の困難はあっても、力を合わせて乗り越えられるはずと、楽しげな旅立ちとなったのですが…。

やはり魔術師とは非日常の世界に生きるもの。
浮かれ気分のいつき達をあざ笑うかのように、次々とアクシデントが襲い掛かります。

暗躍する『螺旋なる蛇(オピオン)』から、かつていつき達を苦しめた人気キャラが登場する一方、いつき達が救った人々も助っ人として駆け付けてくれる、と、人と人との縁や絆を感じさせる物語が熱いです。
しかも、その絆自体が後半部分で思わぬ方向に変化してしまう…という構成が巧みで、うならされました。

確かに、アストラルを取り巻く環境を考えれば、このような窮地に陥ってしまう可能性を予測できたかもしれません。
しかし、その予測しうる中でも最悪のカードを、最悪のタイミングで引いてしまったアストラルのメンバー達には同情を禁じ得ません。

社長として、リーダーとして成長著しいいつきの頼もしさや、魔術師として実力を増す一方でいつきへの想いにに一喜一憂するアディリシアと穂波の可憐さなど、前半パートではプラス方向の見せ場が多かった分、その落差がより衝撃を大きくする効果を生み出していました。

次巻の解決編に向けて、お膳立てはバッチリという感じですね。
第2部の完結という山場をどこまで盛り上げてくれるか、今から楽しみです。

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ダンタリアンの書架2巻の感想レビュー(ライトノベル)

ダンタリアンの書架2
スニーカー文庫のラノベ、『ダンタリアンの書架』(三雲岳斗先生原作、Gユウスケ先生イラスト)の2巻が発売中です。

ザ・スニーカー誌で連載された短編4本に、書き下ろしの1本を加えた構成です。

その書き下ろし、『ラジエルの書架』の内容ですが、主人公ヒューイの戦闘機パイロット時代が描かれたエピソードになっているので要注目です。
今とは違い、苛烈な性格だったヒューイが新鮮です。
しかし、その彼に影響を与えた人物がいて…という展開です。

2人の戦闘機乗りの繰り広げるドッグファイトに手に汗握ります。
(b^-゜)

また、教授とラジエルという、物語上重要になりそうなキャラクターが暗躍し始めるのも見所です。
ヒューイとダリアンコンビの対極に位置しそうな役回りなので、今後の邂逅に期待ですね。

挿入されるイラストのほとんどがダリアンなので、彼女のデザインに惹かれて購入を決めた方には大満足かと思われます。
揚げパンを頬張って喜ぶ様子や、高いところにある本を取ろうとヒューイの肩によじ登る様子など、クルクルと変わる表情がカワユスでした。
ヘッドドレスから飛び出た、いわゆる“アホ毛”もチャームポイントになりつつあるような。
(^_^;)
欲を言えば、ゲストヒロインのイラストの数が少な目なので、もう少し描かれていると更に良い感じかな~と思います。
S級ツンデレなダリアンですが、少ないながらもチラリと覗くデレ部分が温かく、ヒューイとの絆が感じられて良い感じです。
普通の人間ではない彼女と、ヒューイの関係がどうなっていくのかは、まだまだ予想がつかないので楽しみです。

それぞれの短編が1つのお話として完結しているので、1巻を読んでいなくても読み始めることが出来そうです。
が、シリーズも始まったばかりなので、是非1巻と合わせてお読みになるのがよろしいかと思います。

気になった方は是非書店でお探しになってみてくださいませ~。
(*^-^)b

沢山の幻書を求めて各地を訪ねる2人のごとく、今年1年も良いライトノベルに巡り会えればと思います。

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『薔薇のマリアVer4~hysteric youth~』の感想レビュー

薔薇のマリアVer4~hysteric youth~
スニーカー文庫のラノベ、『薔薇のマリアVer4~hysteric youth~』(十文字青先生原作、BUNBUN先生イラスト)が発売中です。

Ver0から数えて番外編の5冊目に当たるこの巻では、マリアがクラン・ZOOに加入してからまだ間もない頃の冒険が語られています。
既に10冊出版されている本編の方では、どんどんシリアスなストーリーが展開している訳ですが、短編集となるこの巻では逆にコミカルな展開が多く、気楽にリラックスして読むことが出来ました。

まだZOOのメンバー達との距離感が掴めていなかったマリアが、どんな風に彼らと仲良くなっていったか、その時どんなことで悩んでいたか?ということが詳しく書かれているので、ファンの方は要チェック!です。
新米冒険者のエピソード集として、全く薔薇マリシリーズを読んだことのない方でも普通に楽しむことが出来ますし、本編で登場したことのあるキャラが初めて出てくるエピソードも収録されているので、「本編のみ読みたい派」の方にも読んでいただきたいところです。
(そのエピソードがあるおかげで、単なるコメディ集とならず、読後感がグッと引き締められている印象がしました。)

「ザ・スニーカー」誌にて掲載されていた短編4つと、書き下ろし短編をもう1つの計5編を収録。
「ウィザードリィ」、もしくは「世界樹の迷宮」のようなRPGゲームの雰囲気がお好きな方なんかにオススメしたいシリーズです。

ちなみに、本編やこの前の番外編で活躍していたアジアンは、残念ながら今回出番ナシ。
幕間に描かれたちびキャライラストでの登場にとどまっていますので、ご注意を。

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薔薇のマリア1巻夢追い女王は永遠に眠れの感想レビュー

薔薇のマリア1巻夢追い女王は永遠に眠れ
・ゴールデンウイーク中にまとめて13冊読んで泣きまくってた薔薇のマリアシリーズです。読む前に期待していたのはウィザードリィや世界樹の迷宮タイプのダンジョンロープレの雰囲気やバトルだったのですが、それらの要素を踏まえつつも、一番の見所は主人公マリアローズ(…ボクは女じゃない!)の心の成長でした。普通のロープレならお話が進む度にどんどん主人公がパワーアップして強くなっていく様子が描かれていくところですが、このシリーズの場合、主人公はパーティー内で最弱という立場です。というか、自分があとから加入したのもあって、仲間の強さに追い付きたいと考えている状態です。力や魔法以外でみんなの役に立てる方法は何か。主に二巻以降でどのように悩みつつも前に踏み出していくのかという心の成長に要注目です。また、マリア自身も過去に何かを抱えている訳ですが、マリアだけではなく、同じパーティーを組むクランZOOの面々も、リーダーのトマトクンをはじめ、それぞれ壮絶な過去を持っているのがポイントです。そんな彼らが支え合い、より親密な関係を築いていく様子も見所です。挫折し、悩み、思考の迷宮にとらわれながら、光
明を見いだし、次のステージへ踏み出すという一連の行程を繰り返すことで、少しずつ自分に自信を持つようになっていく様子に目頭が熱くなること間違い無しです。マリア自身が色々悩みやすいタチですからしょっちゅう落ち込んだりしますが、そこで腐らずに、もがき続けることで見えてくるものがきっとあるのではないかと。
この巻では地下迷宮に入った後、とある理由でパーティーが分断されてしまうアクシデントが発生します。頼りになる前衛が不在の状態で、マリアは自分と仲間を守りきることが出来るのか?そしてボスを倒してお宝を手に入れることが出来るのか?ゲーム好き、もしくは泣き&痛みあり系のストーリーが好きな方には特にオススメしたいライトノベルです。

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薔薇のマリア10巻『黒と白の果て』の感想レビュー(ライトノベル)

薔薇のマリア10巻『黒と白の果て』
・角川スニーカー文庫のラノベ、薔薇のマリア10巻『黒と白の果て』(十文字青先生原作、BUNBUN先生イラスト)を読み終わりました。

サブタイトルの示すとおり、セブンス編最終巻ということで、セブンス・ゲイムに決着が付きます。というか、全編バトル×バトル×バトルという感じなので、アクションシーンが好きな方には特にオススメです。闘技場で決闘!的なノリにふさわしい、純粋な肉弾戦から、ルールが決められた上での頭脳戦、このシリーズ独特の魔術戦などなど、手に汗握る戦いで盛り上がります。

その一方で今まで隠し通されてきた大きな伏線が、アジアン関係を中心にかなりの数が明らかにされていて驚かされました。それに対してマリア達がとった行動とは…というのが大きな見所です。

前巻のラストからドキワクしていた方には、予想以上に満足出来る作品になっていると思います。480ページの大ボリュームが嬉しいです。相変わらず、いろんな人物の一人称で語られた内面の心理描写が秀逸です。

今回メインのアジアンの喜怒哀楽が全て注ぎ込まれた力作です。彼のファンの方には、早めのお買い上げをオススメします。

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レンタルマギカ『魔法使いの妹』の感想レビュー(ライトノベル)

レンタルマギカ『魔法使いの妹』
・角川スニーカー文庫のラノベ、レンタルマギカ『魔法使いの妹』(三田誠先生原作、pako先生イラスト)の感想レビューです。

アニメ化もされた人気シリーズの、14巻目に当たる作品です。
前巻は過去のアストラルのお話でしたが、今回はいつき達がメインに返り咲いているので、お気に入りのキャラがいる方にも安心…と思いきや!
なんとサブタイトル通り、いつきくんの妹勇花が、遂にpako先生の魅力的なイラスト付きで参上!三 (/ ^^)/
唐突な来日に慌てる面々と、どの様な関係を築いていくかが見所です。
主人公の義理の妹というポジショニング自体もさることながら、その行動力や頭の回転の早さなど、活発な性格とあいまって人気が出そうなキャラクターですね。声だけの出演は随分前にしていたものの、ようやくの本格的な登場に、昔からのファンの方も大喜びなのではないでしょうか?

お話的には勇花の来日話やみかんの家庭訪問など、日常をテーマにしたほのぼの短編集の趣きなのですが、それは『嵐の前の静けさ』とも呼べるもので、水面下では不穏な動きがある様子です。特にラストの書き下ろし短編(意外な人物が主人公)では、次巻に続く重要な伏線が目白押しです。

今までの戦いを経て随分と成長したいつきくん達も、実績を認められていよいよ次の段階へと踏み込む…という直前ですね。特に穂波には色々と思うところがあったようなので要チェックです。

あとがきによれば、次巻が第二部のクライマックスになる予定とのことなので、この巻で英気を養って、次巻ではレンタルマギカらしい異種魔法格闘戦が見られそうで楽しみです。

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ダンタリアンの書架1巻の感想レビュー(ライトノベル)

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スニーカー文庫のラノベ、『ダンタリアンの書架』(三雲岳斗先生原作、Gユウスケ先生イラスト)1巻が発売中です。
ザ・スニーカーでも好評連載中で話題ですね。

漆黒のドレスや胸元の大きな錠前等、独特の出で立ちが魅力的なヒロイン、ダリアンの正体とは?

本作では、人知を超えた内容が書き込まれた『幻書』と呼ばれる本が多数登場します。
その『幻書』をおさめる図書館的な存在が『ダンタリアンの書架』な訳ですが、ビブリオマニアであった祖父からの遺言で、それを相続することになった主人公ヒューイが祖父の屋敷を訪れてみると、中には見知らぬ美少女がいた、というボーイミーツガールな出だしです。

ただし、ヒューイは少年ではなく青年(ラブ!というよりは保護者に近い感情かなと思います。)ですし、展開的にはみんながハッピーエンド!にはならずに、因果応報チックな報いを受けたりする事も多い、ダークファンタジー的な面を持つので、それを好きかどうかで読む人を選ぶかもしれません。

ダリアンから『幻書』についての知識を与えられたヒューイが、どの様にそれらに関わっていくかが見所です。

基本的にはヒューイとダリアンが、それぞれの『幻書』にまつわる事件に巻き込まれ、その顛末を見届けるという流れの、一話完結のスタイルです。

ヒューイとダリアンの出会いをはじめ、ザ・スニーカーに掲載されたストーリー4話分に書き下ろしの1話と短めの断章が2章分追加されています。

その追加されたエピソードに、今後の展開に大きく関わって来そうなキャラクターが登場してくるので、要チェックです。
各話はそれぞれ独立した内容になっていますが、その新キャラクターがヒューイ達と対になる存在として描かれそうなので、物語のスケールも大きくなり、目が離せません。

また、ヒューイ自身も、過去に従軍中、何かの事件に巻き込まれた様な伏線が匂わされたりと、明かされていない謎があって気になります。

興味のある方、ダリアンのイラストに心奪われた方は、是非チェックなさってみて下さいませ。

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お読み頂いてありがとうございました。

時載りリンネ!1~はじまりの本~の感想レビュー(ライトノベル)

時載りリンネ!1~はじまりの本~
・角川スニーカー文庫のラノベ、時載りリンネ!1~はじまりの本~(清野静先生原作、古夏からす先生イラスト)の感想レビューです。

タイトルにある『時載り』というのは、200万字(原稿用紙なら5000枚分。本10冊分くらいの分量とのこと)の本を読むことで、1秒だけ時間を止めることが出来るという一族を表す言葉です。
時間を操る能力自体は様々な作品で見ることができますが、そのために本を読まなくてはならないという設定が、独創的ですね。

他にも、毎日の主食が本を読むという行為そのものだったりと、見た目は普通の人間と同じながら、その生き様にはかなりの違いがあります。
少しずつ明らかにされていく設定が、物語の世界観を丁寧に形作っているところが見事です。

ヒロインのリンネは、主人公の久高くんのお隣に住んでいる幼なじみで12歳の女の子です。
人間の父親と時載りのママさんとの間に生まれたハーフでありながら、時載りの主食である本を読むことがあまり好きではない変わり者。
そんなリンネと、振り回され役の久高くんが、1冊の本を手に入れた事で、たくさんの人や事件と出逢いながら、成長していくという、リリカルなファンタジー作品です。
主人公の久高くんは基本的に観察&ストーリーテラーに徹し、中心で活躍するのはあくまでリンネというところがポイントです。
リンネと愉快な仲間達が繰り広げる、ガールミーツガールな物語ですね。

文体が美しく、ライトノベルでありながら、『正しい日本語で書かれた児童文学』とでも形容出来そうな印象です。
更に例えるなら、『夏休みの課題図書になっても違和感が無いような』上品な雰囲気の作品です。
なので、特にライトノベルにこだわっていないような方でも、楽しく読める良書ではないかと思います。

興味の出た方は、是非とも御一読を。
リンネ達と一緒に、『わくわくする大冒険』を体感してみて下さいませ~。

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  • gurimoe: とっぴぃ~様 ご丁寧にありがとうございます。 『萌えレビュ!』管理人のgurimoeです。 早速 サイドバー内の『ニュース、情報関連のサイト様』のコーナーにリ ンクを張らせていただきましたのでご確認下さいませ。...
  • とっぴぃ~: ライトノベルの感想いつも読ませて勉強させてもらってます 自分もライノベル大好きなんです^^ もしよろしければ相互リンクしていただけないでしょうか?お返事 お待ちしております^^
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