
角川スニーカー文庫のラノベ、『Rー15 ようこそ天才学園へ!』(伏見ひろゆき先生原作、藤真拓哉先生イラスト)が発売中です。
表紙はヒロインの天才クラリネット奏者、鳴唐吹音(なるからふくね)。
藤真先生の絵に引かれて即購入!という方も多そうな感じですね。
天才ばかりが集まる閃学園が舞台のこの作品では、必然的に登場人物の全てが天才的な特技の持ち主であるというところが最大のポイント。
学業的、知能的な才能ではなく、音楽、演劇、写真などのクリエイティブな分野での才能の天才の方が多いので、性格的にとんがったキャラ達が、突拍子もない反応を見せる場合も多かったです。
主人公の芥川丈途自身は比較的常識的な思考と行動を持っている方なのですが、『15才ながら人気のエロ小説作家』という彼の肩書きはインパクト大きすぎww
実際、丈途が執筆している官能小説チックな原稿が所々に挿入されるなど、独創的な演出はニヤニヤでした。
コレから濡れ場です!的なシーンばかりが集まっているのがかなりあざといですが、丈途がその道の天才であるという事をアピールするという意味では説得力が高かったと思います。
劇中のキャラクターをモチーフにしている原稿もあり、本編と関係ない妄想ネタのような感じで面白いですが、さすがに女性読者の方にはあまりウケないような気も。
この辺りはタイトルから考えても、読者層を絞って狙い撃ちにしていると考えるべきかも知れませんね。
もともと男性読者の数の方が多くて当然だとは思いますが、個人的には男女の別なく楽しんで読めるような作品の方が好みなので、あまり男尊女卑過ぎる原稿にするのはどうかという気もしましたが、エロ小説らしさを出すという意味では当然ですし、大成功だと言えるかと。
本編の方は女性でも普通に読めるので、問題無いかと思います。
お話的には、クラス対抗オリエンテーションでの優勝を目指して丈途が駆けずり回る的な展開です。
優勝を狙う理由も分かり易く、丈途が他人の為に一生懸命になる様子は好印象ですし、優勝を目指す内に天才とは何か?と理解を深めていく様子は、一種の成長物語的な面白さがあると思います。
男友達である円修律とのコンビプレーや、サブヒロイン達とのドタバタは、学園モノとして楽しく読むことが出来るかと。
ただ、原稿以外の本編シーンでは、意外とラブコメ要素が低いような気がしたのは残念でした。
丈途自身が吹音の為に動いているという部分はよく分かるのですが、吹音自身との絡みは劇中の状況的な理由もあってやや少ない感じでした。
むしろ、一番ヒロインらしい行動を見せるのは男キャラの律かもww
イラスト的にも少し女の子顔なのがまたニヤニヤです。
ただし、ラストの状況や、2巻の告知を見る限りでは、今後のラブコメ展開には超期待出来そうな件。
読み始める前に予想していた方向性は、むしろ2巻以降で開花しそうな感じかも。
正統派のヒロインとしてポテンシャルが高そうなサブヒロイン、謡江の存在が前面に出てくることで、他のヒロイン達のキャラクターが際立ってくれることに期待したいです。
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R-15 ようこそ天才学園へ!/伏見ひろゆき
R-15 ようこそ天才学園へ! (角川スニーカー文庫)伏見 ひろゆき角川書店(角川グループパブリッシング) 2009-07-01by G-Tools 芥川丈途は15歳にして、新聞に連載を持つ天才エロ作家。そんな彼が… - trackback from お亀納豆のライトノベルまっしぐら 09-09-16 (水) 15:47
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R-15 ようこそ天才学園へ!
著:伏見 ひろゆき イラスト:藤真 拓哉
「なに?恥ずかしがってんの?大丈夫だって。ポルノは文化だから!」
約二ヶ月二週間の積み。第十三回スニーカー大賞奨励賞受賞者のデビュ
















